【資産運用の教科書】初心者がお金を増やすオススメの全方法

資本主義は限界?価値主義と評価経済社会によってお金の基準が変わる

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資本主義は限界?価値主義と評価経済社会によってお金の基準が変わるお金を稼ぐための教養
  • 「資本主義はもう限界なのかな…。崩壊する…?
  • 価値主義になるらしいけど、価値主義ってなんだろう…。
  • 評価経済社会ではSNSのフォロワー数がそのままお金になる…?」
パノカト
パノカト

「やぁ、パノカトです。今回の一般教養の読みものは、資本主義から価値主義・評価経済社会へと変わっている原因や、「価値」とはなにかをわかりやすく解説するよ。」

この教養であなたは…
  • 資本主義が限界を迎えている理由がわかる。
  • 「価値」「価値主義」「評価経済社会」とはなにかがわかる。
  • 変化する経済社会の予測・対応ができるようになる。

当記事は2ページ構成で約1万字です

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THEO

資本主義から価値主義へ

資本主義から価値主義へ

私たちがいま暮らしている日本は資本主義社会です。

しかし、これから価値主義へとうつっていきます。

「価値主義ってなんやねん」

「価値主義とはなにか」という話は後述しますので、まずは資本主義が変わり始めている原因からわかりやすく解説していきます、

その原因をカンタンにいうと、世の中にお金が余りすぎて「お金」そのものの価値がなくなってきているからです。

いま、お金が余りすぎて困ってる人がいる

いま、お金が余りすぎて困ってる人がいる

「ええ、お金なんて余ってないよ。

いつもお金がなくて困ってるのに…」

多くの人は「お金が余って困る」なんて状況は体験しないでしょう。私もしたことありません。

しかし、逆にお金が余って困っている人たちも実際にいるのです。その人たちとは、一部の資産家や投資家のことです。

私たち一般人の稼ぎ方、生活スタイルは、基本的に仕事をして給料をもらい、スーパーやコンビニで食料を買うためにお金を払っていますよね。

この多くの人に馴染みのある経済のスタイルを「消費経済(実体経済)」といいます。

しかしその一方で、ごく限られた少数の資産家や投資家たちは、一般人と同じ様な稼ぎ方はしていません。資産家たちは資産でお金を稼ぎます。

俗に言う「お金でお金を生む」「お金に働かせる」という稼ぎ方です。

このようなスタイルの経済を「資産経済(金融経済)」といいます。

世の中のお金の9割は資産経済から生まれたお金

世の中のお金の9割は資産経済から生まれたお金

私たちが普通に稼いで普通に欲しいモノを買って生活する消費経済と、資産家が資産で稼ぐ資産経済、どちらのほうが規模が大きいと思いますか?

「うーん。資産家のお金が余ってるなら資産経済…?

でも資産家はごく一部だし、普通に働いてる人のほうが圧倒的に多いから消費経済かな?」

たしかに、私たちに馴染みのある消費経済のほうが多いような気もしますよね。

しかし、実は世の中に流通しているお金の9割が資産経済から生まれたお金なんですよ。

「9割も?!」

世の中は私たちに馴染みのある消費経済ではなく、一部の資産家による資産経済によって回っています。

資産家のお金が余りすぎて、投資先が見つからない

いまも資産経済の規模はどんどん大きくなり続け、消費経済に対するバランスがとれなくなってきて、経済が不安的になり始めています。

しかしそんなことはお構いなしに資産経済はデカくなり続け、ついには資産経済によって生まれたお金の行き先がなくなりはじめたのです。

つまり、お金を生むための投資先を探し続けている状態になってしまいました。

資産家のお金の価値が下がり始める

資産家のお金の価値が下がり始める

モノの価値が決まる要因の1つに「希少性」があります。

需要に対して、供給量が少なければ少ないほど、モノの価値は上がりますよね。逆に、供給量がたくさんあればあるほどその価値は下がります。

もちろんお金もこの法則に影響されるため、資産経済によって増えすぎた金融マネーの価値は相対的に下がってしまいます。

しかし、その逆に上がり始めたものがあります。何だと思いますか?

「うーん、お金の価値が下がること自体が感覚的によくわからないけど…。

お金じゃ買えないものの価値が上がったとか?」

その通り。

カンタンに増やし続けられるせいで、資産家による資産経済で生まれるお金の価値は下がりました。

しかし、逆にカンタンに増やせないもの、お金じゃ買えないものの価値が相対的に上がっているのです。

「カンタンに増やせなくて、お金じゃ買えないものって?」

それは、時間や信頼、個性などです。

資本主義に対する違和感の増大

資本主義に対する違和感の増大

いま資産経済によるお金の価値が下がり、お金じゃ買えず、カンタンに増やせないもの(時間や信用、個性などの)の価値が相対的にあがっています。

とはいっても日本は資本主義。お金にならなければ価値はないというのが基本原理です。

そんな資本主義の社会で、このような疑問や違和感を感じる人が増えてきました。

  • 「お金にならなくても、価値のあることはあるよね?」
  • 「お金が全てじゃない」
  • 「お金が稼げなくても重要なことはある」

このようなことは、誰しもが考えたことがあるのではないでしょうか。

例えば、非営利団体(NPO)による慈善活動・社会貢献活動や、地域活性化・町おこしの活動などです。

しかし、お金の価値が重要視されすぎて、お金にならないことや、資産として認められないものは、基本的に価値がないとされ誰もが無視してきました。

資本主義と私たちの感覚に溝ができた

資本主義と私たちの感覚に溝ができた

今までは価値があるとされるものを決めてきたのは、資本主義でした。

しかし最近、「資本主義によって価値があるとされるモノ」に対して、先程あげたような違和感や疑問を感じる人が増えています。

世の中の大半の人が考える「価値あるもの」と、資本主義によって決められる「価値あるもの」に隔たりができてしまったことが違和感の原因です。

私たちの感覚と資本主義との間に隔たりができた理由はカンタンです。

本来は多くの人が価値を感じるからこそ、その価値の総量がお金にかわるはずなのに、私たちとは全く無関係のところにばかりお金が集まり、価値を感じないところからお金が生まれているからです。

一部の資産家の資産や金融に価値を感じる人は、それで稼げる人だけですよね。

そのせいで、お金と価値のつながりは薄くなってしまい、本当に価値あるものからお金が生まれなくなっています。お金は本当の価値を無視して、私たちの知らないところで勝手に増やし続けられているのです。

お金がお金の役割を果たさなくなってきた

お金がお金の役割を果たさなくなってきた

いま、起きていることをカンタンに言うと、「お金がお金の役割を果たさなくなってきた」ということです。

お金には3つの役割があると言われています。

お金の3つの役割

  1. 価値の保存
  2. 価値の測定
  3. 価値の交換

お金は本来「価値」を保存したり、数値化が難しい「価値」の測定をしたり、とにかく「価値」ありきの存在です。

しかし、今は多くの人が価値を感じてるモノからお金が生まれず、一部の資産家が価値を感じるモノからしかお金が生まれていません。

つまり、大半の人にとっての「価値」の保存・尺度・交換の役に立たなくなってきているのです。

社会貢献をしても基本的にお金は発生しませんよね。しかし、資産家が投資をすれば大量のお金が生まれます。

今のお金は資本主義が定義する「価値」の保存しかせず、私たちが感じる「価値」の保存はしてくれません。

そんなお金に嫌気が差した人たちは、テクノロジーにによってこの問題を解決しようとします。

テクノロジーによってお金の「独占状態」が崩壊

テクノロジーによってお金の「独占状態」が崩壊

今までは、価値の「保存・測定・交換」のために使われてきた唯一の手段はお金でした。

なぜなら価値の「保存・測定・交換」の役割はお金でしか担えなかったからです。だから価値を媒介する手段としてはお金が「独占」状態なので、私たちはお金を使うしかありません。

しかし、テクノロジーの発達によって、インターネットでもお金と同じ役割を果たせることが可能になってきました。

つまり、私たちが価値の「保存・測定・交換」をするために使う手段はお金じゃなくてもよくなってきているのです。

インターネット上のサービスで、私たちはどのように価値を保存しておくか、選べるようになってきています。

例えば仮想通貨。仮想通貨は中央集権システムではなく自立分散システムなので、今のお金のように一部の資産家だけの力で大量に生み出せません。

また、仮想通貨以外にもインターネット上には、価値を保存する手段が生まれてきています。

信用を価値として保存できるようになった

信用を価値として保存できるようになった

価値を保存する手段は仮想通貨だけではありません。

今注目されている価値には時間や信頼、個性などがありますが、これらもネット上に保存することができます。

例えば、トップユーチューバーのヒカキンさんが、もし突然無一文になったとしても、「お金がなくなりました…」みたいな動画を一本アップするだけでたくさんの視聴者からお金を集められますよね。

なぜなら、ヒカキンさんにはネット上に動画をコツコツ投稿することで貯めてきた信用があるからです。

ユーチューブチャンネルの登録者数や、ツイッターのフォロワー数がそのまま信用の尺度になりはじめています。

パノカト
パノカト

「ちなみに、インターネットの支配者と言っても過言ではないグーグルの時価総額は70兆円で、これは日本のIT企業の時価総額をすべて足した合計額よりも大きいようです」

「価値」に重きがおかれる「価値主義」の時代へ

「価値」に重きがおかれる「価値主義」の時代へ

お金は「価値」を目に見えるカタチにした「資本」です。

しかし、実際の価値との乖離が起き始めているため、今後はお金に変わる前の「価値」に重きがおかれる「価値主事」の時代へと移り変わっていきます。

お金は価値の変換先の1つでしかなくなる

たとえば価値の1つに「信用」がありますが、信用を最大化しておけばお金がなくてもいけます。とあるホームレスの方は、家はないのに友達や仲間がたくさんいて、ご飯をおごってくれるそうです。

これもまさに「信用」という価値を最大化しているおかげですね。

このようにお金に変わる前のあらゆる「価値」を最大化しておくことで、いつでもお金に換金できるし、お金以外にも変えることもできます。

これまでの資本主義経済では価値の変換先は、お金しかありませんでしたが、これからの価値主義経済の時代のお金は、価値の変換先の1つの手段でしかありません。

実用的・内面的・社会的な3つの価値

3つの価値

しかし、ここまでなんども「価値」言ってきていますが、そもそも「価値」とはなんでしょうか?

曖昧な言葉である「価値」についてわかりやすく解説していきます。

まず、「価値」は大きくわけて3つに分類されます。

①.実用的な価値

実用性の価値は資本主義がもっとも重視するため、私たちにとって最もなじみのある価値です。

  • 役に立つか?
  • 実際に使えるか?
  • メリットがあるか?
  • どれだけ欲求を満たせるか?

という観点でみたときの価値を意味します。

カンタンに言うと「実生活に役立つか?」という基準で考えたときの価値です。

経済においては、稼げなければ、または利用できなければ価値はないとされます。

②.内面的な価値

内面的な価値は、実生活に役立つわけではないので、実用的な価値とは逆の位置にあると言えます。

というのも内面的な価値とは、人間の感情のことで、例えば興奮・好意・羨望や、共感・信用などを指します。

これらの感情は消費して役立たせることはできませんが、個人にとってポジティブな働きをしてくれるので、価値があるという言い方をします。

③.社会的な価値

社会的な価値は、内面的な価値と少し似ていて、精神的・倫理的な「真・善・美・愛」などの概念を指します。

資本主義では個人が一人ひとり、それぞれで利益を追求していけば、それが自然と社会全体の利益につながるという理論をもとに成り立っています。

しかし、実際はそれだけでは回っていない部分もあるのが事実で、その部分の改善に努めているのが、非営利団体などの活動です。

このような、お金にならなくても社会を維持するための活動にも価値はあります。

価値主義における「価値」とは3つすべてを扱う

これまでの資本主義では、「価値」として扱ってきたものは①の実用的な価値しかありませんでしたが、これからくる価値主義では上記の3つの「価値」を全て扱います。

なので、今までのように「実用的か?役に立つか?」という基準だけでモノの価値を判断していては変化に対応できません。

これからは実用性以外に、人の感情や内面的な価値も重視していく必要があります。

そして、「自分良ければ全て良し」という考え方をやめ、全体的な利益を考えて社会・組織を持続発展させていくことが、貴重な価値と扱われていきます。