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【ベジシャワー】農薬・添加物は危険?メディアとニセ科学を見破る教養

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農薬・添加物は本当に危険?健康・美容をまもる教養

やぁ、パノカト(@panokato_com)です。

ツイッターで「なかのの夫(@nakanonohusband)」さんというブロガーが、「ベジシャワーでトマトを洗うと農薬で水が黄色くなる」とツイートしてプチ炎上していましたね。

ベジシャワーとは農薬落とし専用の水らしいのですが、成分をみてみると「ほぼただの水」だそうです。

※本記事はなかのの夫さんの批判記事ではありません。ディスるつもりもありません。

https://twitter.com/y_psychologist/status/1057801124151869440

この炎上は、農薬の危険性・安全性についての情報がなく、多くの人が漠然と「キケン・危ない」と認識しているから起きたのではないでしょうか。

なので今回は、農薬や添加物の一般教養や、メディアに騙されない考え方をみんなとシェアしていきたいと思います。

この記事でわかること

  • あなたはメディアに洗脳されている
  • 農薬・添加物の危険性・安全性はグレーゾーンである
  • 「天然・自然だからいい」というのは幻想である
パノカト
パノカト

あなたは、メディアや権威に洗脳されてない自信がありますか?

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ミニトマトに農薬はほぼ残っていないし、残っていたとしても安全の範囲内

結論から言うと、黄色くなった液体の原因は農薬ではないと考えられます。

なかのの夫さん炎上のことの発端は、なかのの夫さんのこちらのツイートでした。

なかのの夫ミニトマトツイート
※現在このツイートは削除され、なかのの夫さんは謝罪しています。

正直このツイートを最初にみたとき、私も「マジか」と驚きました。

しかし、私はミニトマトをよく食べるので、もっと詳しく知りたいと思い、グーグルで「ミニトマト 農薬」などのキーワードで調べてみたところ…。

※私のツイートです↑

実際に検証し「無農薬のトマトでも黄色くなった」と報告している方のブログがでてきたので、誤解が広まらないようになかのの夫さんに返信をしました。ちなみに最後までなかのの夫さんから返信はありませんでした。

黄色い水がでる詳しい原因は、下記ツイートのような説があります。

これはアミノカルボニル反応(メイラード反応)による変色の可能性が高いですね。

トマトにはフラボノイドが含まれているのでアルカリと反応して黄色く変色します。

ベジシャワーの成分調べたら特殊な成分は配合されておらず、100%アルカリイオン水だったのでほぼ間違いないかと!

文系の私にはよくわかりませんが、農薬ではないことと危険ではないことはいえます。

さらに「農薬使用回数が49回」というのも根拠に乏しく、農家の方がいうには、「3週に1回」「種まきから収穫まで4回くらい」とのことなので、49回はありえないようです。

パノカト
パノカト

これで安心してミニトマトを水洗いして食べれますね。ほっ。

あなたはメディアに騙されている。農薬や食品添加物は危険?安全?

実際のところ、農薬はどれほど危険で、どこまで安全なのでしょうか?

私はオーガニックなものや有機栽培のものを好んで選んでいます。ご飯は玄米を食べているのですが、農薬を減らした特別栽培米のものを食べているほどです(ちょっと高い)。

また、加工品をできるだけ避けて自然なものをよく食べています。加工品を食べるときは原材料名を100%確認して、なるべく添加物が少ないものを選んでいます。

なぜなら、

  • 化学的・ケミカルなものはカラダには悪そうだから
  • 人工的なものより自然界に存在するもののほうが良さそうだから
  • 虫を殺す農薬が使われていると思うとイヤだから

などの理由があります。

これらすべての理由に共通していえるのは

「農薬・添加物はなんとなく危険そうだから」

ということ。

この「なんとなく」がくせ者で、「じゃ具体的にどう悪いの?」と聞かれるとやはり「虫を殺すクスリなんてカラダに悪そうやん?」とイメージで語ることしかできません。

先ほどあげた理由も結局はすべて「悪そう」「危険そう」というイメージで決めつけているのです。

オーガニック派のあなたも「農薬・添加物はなんとなく悪そう」と思い込んでいませんか?
だとしたら、すでにメディアに洗脳されているかもしれません。

白黒とハッキリできないのが農薬・添加物問題

もちろんすべての農薬・添加物が安全とはいい切れないし、完全に無害だともいえません。

実際、私もオーガニックや有機栽培のものを選んでいます。

なんだよ、お前はどっちの立場なんだよハッキリしろよクズ。

結局、農薬・添加物は危険なの?安全なの?

という方のために結論を先に言うと、

農薬・添加物が危険か安全かという問題は、ハッキリ言うとそのどちらでもあり、どちらでもありません。

これは白黒どっちかではなく、グレーゾーンというなんとも歯切れの悪い結論になってしまいます。

グレーゾーンだという理由は次項で解説します。

ただその前に、あなたに質問です。

あなたは「自分がメディアに洗脳されていない」と自信をもって言えますか?

あなたはメディアに洗脳されている

テレビやツイッターなどのマスメディア・SNSはこのようなグレーゾーンの問題を伝えるのがむずかしいのです。

だから、メデイア・SNSでは「農薬・添加物は悪い!」と決めつけて伝えています。

なぜメディア・SNSは「農薬・添加物は良い!」とは言わず、「農薬・添加物は悪い!」というのでしょうか?

それは、

  • 伝わりやすいから。
  • 視聴者・ユーザーのウケがいいから。
  • 伝える側が楽だから。

などの理由があげられます。

これらの偏った報道のせいで、あなたはいつの間にか

  • 「農薬・添加物は悪!」
  • 「オーガニック・無農薬がカラダにいい!」
  • 「ケミカル反対!自然派サイコー!」

という洗脳をうけているのです。

もちろん報道のすべてが間違っているわけではありません。

ここで問題にしているのは、テレビやSNSで聞いたことを何も考えず鵜呑みにして信じこんでしまうことです。

あなたも私も、農薬や添加物の恩恵をじゅうぶんに受けてここまで育っているということを思い出さなくてはなりません。

農薬・添加物はあなたが思うよりもずっと安全につかわれている

さきほど、農薬・添加物が危険か安全かは白黒つけられないグレーゾーンだと説明しました。

その理由は、農薬・添加物はあなたが思っているよりもずっと安全に運用・活用されているからです。

その具体的な例を農薬・添加物ともに解説していきます。

日本の残留農薬規制は「プールに塩小さじ2杯」というキビシさ

先ほどのミニトマトもそうですが、私たちは残留農薬にとても敏感です。

野菜をつくるときにまいた農薬が、まだ野菜に残っているんじゃ…?

と不安になることもありますよね。

しかし、海外で使われているけど日本では使われてなくて、人に害があるかもわからない農薬は、日本では0.01ppmを上回って残留してはいけない、と決められているのです。

ppmという単位は100万分の1という意味。

つまり、0.01ppmというと、農産物1グラムに1億分の1グラムすら残してはいけないということ。

%で換算すると、たったの0.000001%だ。

もう少しわかりやすく言い換えてみましょう。

例えば、リンゴジュースがなみなみ入った、横20メートル、長さ50メートル、深さ1メートルのプールがあるとします。

このプールに食塩を10グラム、つまりたったの小さじ2杯程度を入れて溶かしたものが0.01ppmという濃さなのです。

パノカト
パノカト

これをがんばってガブ飲みしても、摂取される食塩は微々たるものだということは想像がつきますよね。

食品添加物は100分の1しかつかわれていない

あなたは食品添加物がどれだけの量をつかっていいか知っていますか?

まず、食品添加物はいくつかの動物で実験し、なんの影響もでない量をわりだします。

この影響のでない量のことを「無毒性量(NOAEL)」といいます。これは動物が一生摂取しても全く影響がでない量のことです。

しかし、あくまで実験は動物をつかったもので、人間で実験したわけではありません。

なので、動物で無害だった量をそのまま人間に与えるのは少し不安ですよね。もしかしたら人間のほうが敏感に反応してしまうかもしれません。

そこで、動物で割りだした無毒性量に10分の1をかけます。仮に動物よりも人間が10倍敏感だとしても影響がでないようにするためです。

さらに、人といっても色んな人がいますよね。赤ちゃんやおじいちゃん、からだが弱い人など個人差があることも考えて、さらに10分の1をかけます。

つまり、動物でまったく無害だった量(無毒性量)の、100分の1の数字を、人の「一日摂取許容量(ADI)」とするのです。

一日摂取許容量とは、食品添加物や農薬などのように、意図的に食品に使用される物質について、一生涯毎日摂取しても健康への悪影響がないとされる一日あたりの摂取量のことです。(引用:食品安全委員会)
本やテレビなどのメディアでは、この一日摂取許容量の何百倍、何千倍の量の食品添加物を食べさせた実験結果をつかって、「添加物は悪い」とアピールしている場合があるので気をつけましょう。
パノカト
パノカト

これだけ徹底して人間に影響がでないようにしていることを知れば、添加物に対してすこしは不安感や嫌悪感が和らいだのではないでしょうか?

オーガニック・無農薬・自然派が絶対にいいわけではない

パノカト
パノカト

オーガニック最高。農薬は危ない。やっぱ無農薬野菜じゃないと。

と、すこし前まで私は無条件にそう信じていました。

しかし、よく調べてみると「オーガニックだから体にいい」というわけではないことがわかりました。

天然、自然だからいい」というのは幻想であることを、数々の論文やデータをもとに解説していきます。

まず、そもそも「化学的な農薬・肥料をつかって育てられた食べもの(慣行農産物)が、有機栽培や無農薬でつくられた食べものよりも安全だ」というデータや証拠がどこにもないのです。

有機栽培や有機野菜のルールをきめるJAS(日本農林規格)法では、「安心」「安全」「健康」などのワードも説明もありません。

JAS法とは、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」のこと。

つまり、農家がつくったものの品質に関する表示のルールのことです。

規格によると、有機農産物とは、

  1. 原則2年以上、禁止された農薬や化学肥料をつかっていない田んぼや畑で栽培する
  2. 栽培している間も、禁止された農薬や化学肥料をつかってはいけない
  3. 遺伝子組み換え技術をつかってはいけない

などと作り方のきまりがかいてあるだけです。

さらに、よく「有機野菜=無農薬野菜」とカン違いしている人がいますが、そうではありません。

実は、化学的につくられた農薬の一部や、生物を使った農薬など28種類の農薬は使うことを認められています。

パノカト
パノカト

とはいっても、化学農薬による自然への汚染・公害をできるだけ減らしていることは確かですよ。

キャベツには発ガン性の49種類の天然農薬が入ってる?!

カルフォルニア大学の教授だったエイムズ博士が1990年に発表した論文によると、アメリカ人が食べる植物由来の食べものには、さまざまな種類の農薬の効果をもつ物質がはいっていて、その99.9%が天然のものだったのです。

エイムズ博士はこのような物質を「天然の農薬」とよんでいて、植物が虫に食べられたときに急激に増えるとしています。

さらに私たちが普段食べているキャベツにも発ガン性の天然農薬が…。

エイムズ博士はキャベツに49種類の天然の農薬様物質が含まれ,そのほとんどに発がん作用があることを指摘しました。(引用:日本農薬学会誌)

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しかし、エイムズ博士は、

確かにリスクはあるけど、それを上回るメリット(食物繊維・ビタミン類・ミネラルがとれる)がキャベツにはあるから、ワイはガンガンキャベツ食うで~。

といってキャベツをたくさん食べていたとか…。さすがエイムズ博士やでホンマかなわんな。

だからあなたもキャベツの天然農薬をおそれず、エイムズ博士のようにたくさんキャベツを食べましょう。

無農薬リンゴは普通よりもアレルギー物質が多い

近畿大学農学部講師の森山達哉さんは、無農薬リンゴアレルギーのもととなるアレルゲンが多いことを研究で明らかにしています。

実験では、以下の3種類のリンゴをつかいました。

  1. 化学合成農薬を普通につかったリンゴ
  2. 春先だけ農薬をつかったリンゴ
  3. 無農薬で育てたリンゴ

この3種類のリンゴからタンパク質をとりだして、アレルギーの原因になるアレルゲンの量を調べたところ、無農薬で育てたリンゴが最も多く、農薬を普通に使ったリンゴはほぼなく、春先だけ農薬を使ったリンゴはその中間でした。

農薬によって適正に防除したリンゴに比べて、無農薬栽培のリンゴではアレルゲン性が増大することが分かった。(引用:農薬の安全性を考える)

天然農薬やアレルゲンは、害虫に襲われることによって急激に増えます。

無農薬で育てたリンゴは、虫を寄せつけてしまい、天然農薬・アレルゲンが増えたと考えられます。

一方、農薬で守られたリンゴは虫に襲われず病気にもならなかったので、天然農薬・アレルゲンを作り出す必要がなかったのです。

農薬を減らすとアレルゲンが増えてしまうような、1つのリスクを減らしたら、別のリスクが増えてしまうことを「リスクのトレードオフ」といいます。

パノカト
パノカト

あっちを立てればこっちが立たず…。

人間に都合よく自然をあやつることは難しいのですねぇ。

有機農産物は大腸菌に汚染されている

ミネソタ大学の研究者が、化学農薬をつかいまくる慣行農産物と有機農産物の大腸菌汚染率を調べていました。

その論文によると、有機農産物は9.7%、慣行農産物は1.6%が大腸菌に汚染されていました。

つまり、農薬をつかう食べものよりも、農薬をつかわない食べもののほうがが6倍も大腸菌まみれなんです。

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有機農業先進国イギリス「有機食品が安全とか言ってねーから」

イギリスはオーガニックの先進国なんですって。

そんなイギリス先輩が言うには

オーガニック食品が普通の食べものよりも体にいいという証拠はないよ。

ライフスタイルで何を選ぶか、それが問題だよ。

ってことらしいです。

イギリスの歴史ある雑誌「サンデー・タイムズ」紙のインタビューで、環境・食料・農村地域省大臣のデビット・ミリバンド氏が言ったことの要約です。

でも実はイギリス先輩はもっとツッコんだこと言ってるんです。

オーガニック食品が普通の食べものよりも安全だとか、栄養があるとか言ってないかんね。

科学的な証拠とかはまだみつかってないから。

ななななんだってー。

びっくりですよね。

オーガニック先進国のイギリス先輩が言うんだから説得力がちがいますわ。

イギリスの政府機関が科学的に調べ、食品基準庁が2003年に言ったことの要約です。
パノカト
パノカト

一体何を信じればいいのかわからなくなってきますよね。

添加物を避けるほど食品廃棄が増え、味がおちる

あなたは「ソルビン酸」という食品添加物をしっていますか?

添加物を気にするひとなら見たことがあるかもしれません。

ソルビン酸は食品を長持ちさせるのにつかわれる保存料です。

欧米では安全性が高いと評判で、毎年3%ずつ使用量が増えているのですが、日本ではあまりつかわれていません。

その理由は、コンビニのセブンイレブンが2001年に「ウチは保存料はつかわない!」といいだして、ローソンなどもそれに合わせるように、つかわれなくなっていきました。

この流れは添加物を気にするヒトにとっては嬉しいですよね。

しかし、本当によいことなのでしょうか?

大手コンビニはソルビン酸のかわりに、「グリシン」「酢酸ナトリウム」などで代用していますが、これらは代用物にすぎず、ソルビン酸の保存力にはかないません。

そうなると保存できる期間はみじかくなり、食中毒を避けるために食品の廃棄が増えます。

保存力をあげるために、代用品をたくさんつかえばそれだけ味も落ちます。

これでも本当に私たちのためになっているのでしょうか?

「なんとなく保存料不使用のほうがよさそうだから」という理由で買う人が多いから、セブンイレブンやローソンはソルビン酸を使っていないだけで、「からだにいいから」という理由ではありません。

しかしコンビニ側は「からだにいい」というイメージで売っています。

「合成着色料不使用」は本当にいいのか?

最近「合成着色料不使用」というのを売りにしている商品をよく見かけます。

これもまた消費者の行きすぎた自然志向からうまれたもので、合成着色料をつかったものはコンビニが置いてくれないのです。

そのため多くの食品メーカーが合成着色料から天然着色料へシフトしています。

一見、天然着色料のほうが「なんとなく」安全そうですよね。

しかし、天然着色料は合成着色料よりも色をつけづらいので、多めにつかわなければならないし、天然であるがゆえに品質もバラバラで、不純物が含まれていることもあるそうです。

その不純物が原因でアレルギーを起こしてしまうという事件が数年に1度起きています。

さらに、天然着色料のほうが値段が高い。
その分のお金はだれが払うのかというと、もちろんそれを望んだ消費者、つまり私たちです。

多くの研究者が、安全性のテストがじゅうぶんに行われている合成着色料のほうが安全だ、と語っているようです。

私たちの行きすぎた自然志向や、添加物への偏った情報・イメージのバランスを正さないかぎり、このような流れはどんどん加速していくでしょう。

最後に:メディアに踊らされない10か条

言ってしまえば「この記事はどうなるんだ」となりますが「絶対に正しい情報」なんてのはありません。

さらに、メデイアは完璧に報道することはできない不完全なもので、バイアスがかかっていることを意識して情報を取り入れてください。

情報は何も考えずに信じるものではなく、まずは疑うもの。

疑い、自分の頭で考えてから情報と付き合っていくことです。

最後に、メディアに踊らされない10か条を引用させていただきます。

  1. 懐疑主義を貫き、多様な情報を収集して自分自身で判断する
  2. 「○○を食べれば……」というような単純な情報は排除する
  3. 「危険」「効く」など極端な情報は、まず警戒する
  4. その情報がだれを利するか、考える
  5. 体験談、感情的な訴えには冷静に対処する
  6. 発表された「場」に注目する。学術論文ならば、信頼性は比較的高い
  7. 問題にされている「量」に注目する
  8. 問題にされている事象が発生する条件、とくに人に当てはまるのかを考える
  9. 他のものと比較する目を持つ
  10. 新しい情報に応じて柔軟に考えを変えてゆく
参考・引用文献